秋、北海道、激走湯めぐりの旅

第1話 北の果て稚内-激走-大雪山へ

 宿泊データ 雰囲気  食 
2015/9/18     ドーミーイン稚内  ビジネスホテルですから  - - - 
2015/9/19 ラヴィスタ大雪山  思ったよりいい感じ  4.3 4.0 3.5 

・・・今回の旅行記は、吟香の原稿に、僕(優海)が書き足します。
頭に(吟)がついているところは吟香、(優)がついたらそこからしばらく僕。
語り口がコロコロ変わるのは読みにくいか面白いか...
このページ、安定するまでいろいろ試してみよう。

では...旅行記です。

(吟)今回のSilverWeekは珍しく日の並びがいい!!
ということで、ちょっと遠出をしてみようと、稚内イン、札幌アウトの北海道の道北~道央満喫5泊6日の旅に行ってきました。

旅のコンセプトは…
なかなか行く機会の無い道北の大自然を満喫しつつ、やっぱり温泉を巡るのかなと♪


(優)稚内イン、新千歳アウトを前提にプランを考えたのだけれど...
2015年9月18日。稚内空港に降り立つ。知っている日本の景色ではない。折からの曇天も手伝って、最北端の寂しさを感じされられる。風も冷たい。雨も降りそう。

とりあえず、空港のレンタカーカウンターに行き、迎えの車を待つ。送迎車で吹き晒しのレンタカー事務所に行き、コンパクトカー、今回はホンダのフィットを借り出した。しかし、後になってちょっと後悔することになる。北海道を長距離走るには、余裕のある車の方がいい。

人の気配が薄く、かつこういう天候で、灰色の海と空を見ていると...なんだか寂しい気持ちになってくるよね。


ちょっと車を海辺の空き地に入れて、砂浜でちょっと黄昏た雰囲気を醸し出してみる。いい感じの流木だ。


ハマナスが咲いている。

車を走らせる。ん?あれは?



立ち込んだり、砂浜から投げたり、テトラから投げたり...これはもしかして鮭狙い??
釣り師の性、しばらく見入るが、まぁ魚が釣れるまで待つわけにもいかない。


さて、とりあえず、押さえておくところといえば宗谷岬。道北は初めてなのでね。


天候的にはこんな感じ。



たぶん、やっているのだろうと思うけれど、非常に分かりやすく、ベタなネーミングの食堂。
最北端だからどうしたんだろう...と、ちょっと思うが、食べてないのでどんなものかはわかりません。

旧海軍望楼。日露戦争の名残のようだ。

ここから宗谷丘陵に入る。牧場の中を走る。これは北海道っぽい。




北海道っぽい。というのは、如何にも身勝手な観光客っぽい表現だなぁ。
情報過多の世のなか。その気がなくても先入観は与えられて、旅に出て、わざわざその風景を探して安心する。ああ、北海道に来たんだなぁ、と。
なんだか、ちょっと勿体ないような気がするよね。

初日はとりあえず稚内に泊まるだけ。明日は礼文へ...と思っていた。
が、どうにも雨は避けられそうにないし、ちょっと慌ただしい予定を組んでいて、明日の早朝礼文に渡り、一泊だけして午前中に稚内に戻って、一気に道央、大雪山方面に下る。

これ、こんな天候で礼文に一泊だけして、それで礼文が分かるか?

予約していた宿には非常に申し訳なかったのだけれど、キャンセル料をお支払いして、今回はキャンセルさせていただいた。

慌ただしい礼文島訪問にはもともと二人とも疑問を抱いていた(といっても、二人でプランしたのだけれど)ため、このキャンセルで幾分すっきり。
礼文には、もっと花の季節に改めて行こう。

初日はとりあえず泊まるだけ、と思っていたし、それほど目立った温泉もなさそうだったので、ドーミーイン稚内に泊まる。ドーミーインは、こんなところに温泉出るの?というところでさえ、温泉をうたっていたりするから、一応温泉もあるけれど...
まぁ綺麗なビジネスホテルだし、湯船は空いていれば泳げるほど広いから、それはそれでいい。

ホテル近くの食堂で食事をとり、夜が更けていく。

翌朝、とりあえずノシャップ岬も押さえておく。

まずは有名な稚内港北防波堤ドームを見てから、ノシャップ岬方面へ。


・・・が、道を間違えて...というか通り過ぎたようで、岬先端を回り込んでしまったようだ。どうにも、ナビもグーグルマップも上手く案内してくれない。
瀬戸内海の島の漁港脇、みたいな海岸に出てしまった。

...ん?遠くに見えるのはノシャップ灯台ではないか??

仕方なく、走ってもいいのかどうか分からないような未舗装の道を走り、行き止まり、どこかの駐車場のようなところで方向転換し、やっとの思い(というほどではないけれど)たどり着く。






ノシャップ灯台はそんなに大きくもなく、すぐ脇には小さな水族館がある。時間もないので、水族館はパス。
その脇にさらに大きなお土産物屋があって、ここに入る。
ここは結構面白い。カンカイというこのあたりの名産の魚の干物、タラの干物、利尻昆布など、料理の素材に使えそうなものを買い込む。

ちなみに、このカンカイと利尻昆布を使って炊き込みご飯を後日作ってみた。干物を使った炊き込みご飯ってどうかな?と思ったのだけれど、案の定、戻しきれずに少々触感は固くなってしまったものの、それなりによいお味になった。

お釜のままで失礼。カンカイ、キノコ(シメジとサツマクイーン茸、人参、蕪葉の炊き込みご飯。




(吟)今回調べて分かったのだけど、道北ってあんまり何もない...っていうか、そこが良いところなんだけど、観光地というよりは、手つかずな自然というか、吹きっさらしの海と、だだっぴろい牧場とか、そういう静かで素朴なところでした。

で、苦労したのが宿探し。
稚内の後、次に泊る宿までが遠い...。

我々の好みとしては、できれば大手資本のチェーンとかではなく、源泉掛け流しの秘湯の宿...じゃなくとも小規模で20部屋ぐらいの、
手作り感のある食事の美味しい宿...なんですが、そんなこだわりの宿は、大雪山あたりまで(250kmぐらい)走らないと、無いんですねー。しかも連休ということで競争率高い...。

初日の稚内の宿はやむなくドーミーインだったのですが、二日目現地で急遽予定を変更して、(お天気悪かったので礼文島をキャンセル)
連休中ということで散々苦労して、やっと空室を見つけたのが同じ系列のラビスタ大雪山。
http://www.hotespa.net/hotels/daisetsuzan/
大手の系列ということで好みではないけれど、でも評判は良いようだし、前日ネット予約で取れるなんて、大ラッキー♪
85室もある大箱だからでしょうが、フレンチのフルコース付きで温泉もあるらしいし♪
ということで、訳ありの一番お手頃プランで予約。

とりあえず宿が確保できたので走り出します。
稚内から、道中天塩の手作りソフトクリームのお店でソフトクリームを食べ、(その後もあちこちで食べたけど、ここのが一番美味しかった!!)





名寄で、「行って良かった道の駅No.1」という道の駅に立ち寄り、(ここの道の駅は本当に立ち寄る価値あり!!)
色とりどりの大福が楽しい...。(もち米の里らしく、周囲の田圃も金の稲穂がきれいでした♪)
http://www.mochigome.jp/rest_area/
ひたすら南へ...。


(優)本当にひたすら...ノシャップ岬からラビスタ大雪山まで300km弱。しかも車はフィット。道がまっすぐで車は少なめなのだけれど、平均速度はそこそこ速い感じ。
ひたすら走る。そして前を走る遅い車を抜こうと思っても、このフィット、思うように加速しない。もともとの速度がそこそこだということもあるけれど、4~5台前に遅い車がいたりすると、とても抜けたものじゃない。気を抜くと逆車線からもそこそこのスピードで車は来るし、まっすぐな道が多いといいながらも、実はそんなに遠くまで見通せるエリアはそんなにないし。
北海道を走るのに、コンパクトカーはダメだな、とつくづく感じた。次はケチケチせずに、もう少しゆとりのある車を借りるぞ!と心に誓ったのでした。

ああ、疲れた...


(吟)ラビスタ大雪山、何処かと思えば数年前泊ったことのある湧駒荘のすぐ後ろだったので新鮮味は無いけれど、山小屋風の素敵な外観だし、ホテル前に車をつけたらすぐ、案内の方が駆けつけてきて荷物を運んでくれるし、チェックインも、お部屋までの案内も、サービスはとても感じが良かったです。



ホテルの内装はロビーが少々手狭でゴージャスな印象は無いけれど、ここはお部屋が良かった!!ベッドもシモンズだし、山のリゾート風で、照明やドアノブ等、ディテールもちょっと凝っっていてなかなか好印象。
置いてある小物もアメニティもなかなかセンス良く揃えてあります。





ミニキッチンもついており、広々~♪
部屋にバスも付いていて、ユニットじゃないところがポイント高い♪
そしてフェイクだけど暖炉まで付いてる!!
コーヒーは豆とミルまで置いてるあるし、室内着も二種類ついていて、別荘気分です♪
一泊ではもったいないぐらい。

お風呂は男女それぞれの大浴場(露天風呂あり)と、貸切風呂が3つ。それぞれ清潔だし広々していて悪くはないけれど、旭岳温泉がさっぱりした温泉だからか、循環濾過の加水加温ありだからか、
それほどインパクトは無かったかな...。

お食事は、洋食カジュアルコース。地元の食材を使おうという努力は評価するけれど、メインはポークのミラノ風カツレツ...ちょっと高級ファミレスのコースみたいな感じでした。ラクレットチーズを溶かして蒸し野菜にかけてくれるサービスとか、良いけどスイス風?(フレンチフルコースとは言わないような...。)





ここのレストランの最大の目玉(?)は、ソフトドリンクリストとその飲み放題!!
1500円で素晴らしい、高級100%ジュースとインポートの炭酸飲料を各種取り揃えていて、アルコールの飲めない大人には楽しいかも♪(相方は夢中で色々試してました。)


(優)超幸せ。いつも、飲み物というと酒飲みばかりが喜ぶ感じであきらめていたのだけれど、これは素晴らしい。この飲み放題のためだけにでもまた行きたいようなホテルでした..


(吟)ワインは、道内産のものが多くて、国産ワインにあまり興味の無い私にはちょっと不向きだったかな。
フランス、イタリア産のものもグラスで出していたので問題は無かったけれど。(1200円から1500円ぐらい)

朝食はビュッフェだけどなかなか豪華で盛りだくさんでした。
思わずいくら丼、朝は洋食派の私もいただいちゃいました♪(いくら掛け放題!!)
夕張メロンとかソフトクリームも食べれるし、なかなかこれは満足度高いかも。




宿の評価としては、ちょっと好みの路線とずれるので、
5段階評価で雰囲気4.3、お風呂4.0、お食事3.5 トータルで3.9というところかな。
でもスキーの時とか、ご家族連れにも、安全で悪くない選択肢だと思います。

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